8mmのシャフトに内径8mmのニードルベアリングを入れたら、どうして、ゆるゆるなのか知りませんが、
何とか使えるベアリングはないか?
と考えました。
7.9mmくらいのベアリングがあればいいけどそんな規格はありません。
モ○タロウのニードルベアリングを丹念に見ていたら、使えそうなのがありました。
それは、日本トムソン(IKO) シェル形ニードルベアリング BA(インチ系) BA59Z です。内接円径が7.938mmとなっています。
これに一縷の望みを託して注文すると、
おっ、いけそうジャン!!
外の径が12.7なので、このままではゆるいので、また、熱収縮チューブで、調整しようと思いましたが、ちょうどいいのがありません。考えあぐねて、ふと、思い出したのが持っていた釣り用の熱収縮チューブです。
これをBA59Zにかぶせて、収縮!!
おお、いい感じぴったし、余計なところをカッターで切り取って、挿入!!
ガタもでないようだ! いいぞ!灯台下暗し。
ということで、完成。
やっとここまでこぎつけましたが、このパチモンペダルの最大の欠点は、これを見て下さい。
六角形のところを見て下さい。
8mmの六角レンチがまともにはいりません。むりやりいれてもあさいので、なめてしまいそうです。
そこで、またまた、インチ技です。5/16インチの六角レンチをわざわざ買いました。
1インチは25.4mmだから5/16インチは、 7.9375mmとなります。
これで、取り付けられます。
赤いプラスティックは何で固定したかというと、瞬間接着剤を2,3滴ねじ山にたらしました。まあこれで大丈夫かと。(いつまでもつか?)
この赤いプラスチックの加減がなかなかむつかしいですが、なんとか、ガタがなくて、つま先が上にきてとまるように調整できました。
乗った感じ(踏んだ感じ)は板バネの力が弱い気がします。
本物のカーボン板バネは、見るとヘアライン加工のように線が入っていますが、パチモンは、ただのマットブラックです。
これで、パチモンペダルのねたは、終わります。
ぶっ壊れたら、また報告します。
まねする場合は自己責任でお願いします。
まあ、あんまりお勧めはしません。
海外通販でホンモノを安く買ったほうがいいです。
中に入っていた、ブッシュをどうやってはずしたのか、書こうかとも思いましたが、めんどくさくて、どうせ誰も見てないので、省略しました。