せっかく休みになったのに、朝早起きして釣りに行く元気が出ません。
いかんなー ! 5時頃に一応目は醒めるのですが、しんどくて、また寝てしまいます。
さて、DVDのピックアップを探していると、DVDー3930のサービスマニュアルを発見!!
そう! 修理の技術屋さんが見るマニュアルです。
これがあれば「鬼に金棒」と思ったのですが。
まず、ピックアップに流れる電流の値(Iop)をディスプレイで表示できることがわかりました。
それから、マニュアルによると、
CDの読み取りが不調の時は、まず、Iop値をチェックして、初期の1.5倍になっていたら、
交換するタイミングだと書いてあります。
取り付けた時の電流を見たけど、記録されていませんでした。
代わりにドライブの後ろにCD◯◯mA,DVD◯◯mA,と手書きでシールが貼ってありました。
で、現在の電流値と比べましたが、ほんの少し増えているだけでした。
そんな時は、どうするのか?と思いましたが、何も書いてありませんでした。
それと、レーザーの照射時間(積算)が表示できる機能があって、見ると、ほとんどDVDばっかり使っていて、CDはほとんど使っていないようです。それなのに読み取れないというのはどうしてなのか?
その先を読むとピックアップ交換の手順が書いてありましたが、DENNONでは、ピックアップのメカ・アッセンブリーをまるごと、交換することになっているようで、パーツをデノンに頼んで送ってもらったら、ええんでしょうが、そんなことをしてくれるのかどうかもわからんし、値段も高いんじゃないかと思い、
断念しました。
結局、SFーHD65を探して、もう一度交換してみるしか道はないようです。
マニュアルが役にたったのか、どうかわかりません。
例によって、検索していると、eBayというところで、ピックアップを見つけました。
しかも、たった、670円ほどです。しかも、中国から送って送料無料とは!!!! それで、儲けがあるの?
こんなのも見つけました。ピックアップのレールの高さ調整とかを考えなくていいので、これを交換したほうがベターでしょう!
これがDVDー3930のメカと同じなら、これをそっくり交換したら、いいのですが、
残念、形状が違います。
そこで、以前に読み取り不可になっていた、安物DVDプレーヤー(2個)を開けてみたら、
同じモノでした。DVー34という型番が基板にありました。
これも1000円ちょいだったので、修理の練習、と思い注文しました。
これも送料無料で、中国からです。
部品は、2週間くらいして、忘れた頃に郵便受けに入っていました。
先にピックアップアッセンブリのほうを、交換したら、2台とも完璧に治りました。
1000円で治ったので、大満足です。
一台はSFーHD65のところをSFーHD850にしたけど、問題なかったです。
やっぱり互換性はあるのか?
そして、肝心のSFーHD65 は、
こんどは、白箱にはいっていました。
ますます怪しい??
今度は、慎重に静電気に気をつけて、(手を濡れタオルでしめしたり、シャーシにさわって放電したり)取り付けました。
結果!!
じゃじゃーん!!
見事に治りました。
何回も読みとりにピックアップが動いていたのが、全部、一発で認識してくれます。
頭出しにもたつくことも全くありません。
改めて、じっくり音を聞いてみると、ひとつ、ひとつの音がしっかりしていて、エネルギー感があり、
音の輪郭がはっきりしている感じです。
常用にしたいのですが、いかんせん、ボディーが大きすぎて、普通のラックにはおさまりません。
サービスマニュアルによると、デジタルーアナログ変換部分には、バーブラウン(TI)のPCM1796を使っているようです。その後のオペアンプは、わかりませんでした。
今後は、この音を目標に自作のシリコンオーディオを作りこんでいこう、と思っています。
おしまい。