このデジタルアンプは、初めて買ったやつで、「W」で、9、800円でした。
今は、4、000円くらいで、売っています。 (完売ですけど。)多少、パーツは変わっているようですが、部品配置は同じみたいです。
買った時は、このサイズで、こんないい音が!! と感動したので、9800円が高いとは思いませんでした。
しかし、今の2代目のTA2021Bのアンプと比べると、イマイチなので、イジッてみることにしました。
まず、開けてみると、電源平滑用コンデンサーが、470 uF(マイクロファラッドのつもり。)が2個しかついていませんでした。
それはないやろ~ ! ということで、オーディオ専用のニチコンのFGを3300uFを2個と付け替えました。
それで、ぐんと、低音のインパクト感が増しました。ほんとは、10000マイクロ程度にしたかったけど、スペースがないので、断念。
でも、まだまだ、
ということで、出力部のLPFのインダクタを、空芯コイルに交換。(エナメル線を巻いてあるヤツです)
2代目のTA2021Bのアンプにこれが付いていて、これがええんかなあ~と思って。
ついでに、TA2020の改造では、定番だそうな、IC内部で5Vを作って、供給しているのを、
電源の12Vから、3端子レギュレータを使って5Vを作り、ICに供給する、という方法にかえました。
ICのピンを切断するので、失敗したら、もとにもどれません。
エイヤッ!! パチン !
スペースがないので、リレーの上に粘着テープで、貼り付けています。
結果は大成功で、新しいTA2021Bのアンプと遜色ないくらいにレベルアップしました。
音の変化を文章で表現するのは難しいので、やめます。
2か所の改造を、いっぺんにやったので、どっちが効いているのか、わかりません。(笑)
さあ、蓋をしようか、と思ったら、電源スイッチを切ってもパイロットランプのLEDがつきっぱなしです。
あれー ? と思ってスイッチをよく見ると、12Vをオン・オフしているのではなくて、
ICをスリープモードにしているだけだと分かりました。スリープに入ると内部からの5Vの供給も切れるようです。
外部からの5Vは切れないので、LEDがつきっぱなし。 ということです。
しょうがないので、2回路のトグルスイッチを買って、5Vも同時にオン・オフ することにしました。
が、前面のパネルがゴツいので、ネジが届かず、ミニルーターで、歯医者さんみたいに薄く削っていきました。 これが一番たいへんでした。
これで、やっと完成!
まだ、イジる部分もないことはないけど、内部が、空中配線で、ごちゃごちゃしてまったので、これで、
蓋をすることにしました。
あと、ボリュームが、まわした時にガリガリいうので、交換したかったが、取り付け方が複雑だったので、あきらめました。
交換部品は、「nfj」というところで、通販で調達しました。
ヤフーオークションの店なので、手続きがめんどうですが、だいぶなれました。
部品代は、全部で、1400円くらいです。 あっ、トグルスイッチは、180円くらいだったか?